顧客の喜ぶ姿を間近で見たい。
芽生える責任感。
挫折とトラウマを乗り越えて――。
人と関わる仕事で、お客様のためになる仕事。憧れの中で選んだ不動産業界。2022年新卒入社の彼が、希望に溢れて行った初訪問は、恐怖のものとなった。
「今振り返ればその人だけだったんですが、本当にたまたま初めての訪問でお会いしたお客様が気性の激しい方で、そこからインターホンを押すことが怖く、トラウマになってしまったんです。」
そんな彼は、2022年度の年間表彰式で、新人賞を受賞している。
トラウマを乗り越え、新人賞を受賞できるまでに成長したのは、関わってくれる上司や同期の存在が大きかったようだ。
「上司に、『世の中には色々な価値観を持った人がいるから、たまたま最初に会った人が合わなかっただけで、ちゃんと向き合えば話を聞いてくれる人もいる。』とアドバイスを貰ったことから、自分は狭い世界で生きてきたんだな、って思えるようになりました。世の中には本当に色々な価値観を持った人がいて、合う人もいれば合わない人もいる。インターホンが再び押せるようになって、改めて実感しました。」
芽生えた責任感。環境が自分を成長させた。
彼は、一度心が折れかけた時があるという。そんな時、自分を支えたのは仲間の存在だった。会社が用意してくれた社員旅行の場で、社長や部長、同期と話す中で、もう一度頑張ろう、という気持ちの変化が起こった。そして入社を決めた原点に立ち返る。入社式の社長の言葉を思い出していた。『マイホーム購入で、顧客の方は絶対に喜んでいる』人が喜んでる姿を身近でみたい、全面的にお任せします、と信頼を置かれる人になりたい。その想いが彼の行動力を支えた。
「1年目から2年目になるときに、より自覚が芽生えました。もうすぐ後輩が入ってくる。そしたら先輩として自分がやるしかない。新人賞を獲れたのは、環境も自分を支えて、とにかく行動した結果だと思います。」
そして彼は、マイホーム購入を泣いて喜んでくれたお客様のことが忘れられないという。
「45歳ぐらいの方だったんですけど、すごく目をキラキラさせて、『本当に僕がこんな良いとこ(購入した家)に住んでいいんですか?』と無邪気な笑顔で喜んでいる姿を見たとき、自分はこの瞬間のために頑張ってきたんだなって思いました。アポを取ることに拘ってよかったと心から思いましたし、もし自分がそのきっかけを作らなかったら、結局このお客様は賃貸に住まわれるんだろうな、と思うと感慨深いです。」
彼を支えた「お客様の喜ぶ顔を間近で見たい」という想い。それが叶った瞬間だった。
SCHEDULE
ONE DAY- 1日のスケジュール -
- 11:00
- 出社、地図・提案の準備
- 12:00
- 顧客ローンの進捗確認、社内打ち合わせ
- 13:00
- 休憩
- 14:00
- 不動産の知識勉強、営業ロープレ
- 15:00
- 現場直行
- 17:00
- 営業スタート
- 21:00
- 終了
OFF STYLE- 休日の過ごし方 -
休日は趣味のゴルフを会社の先輩や同僚と楽しむ事が多いです。ラウンドに行ったり、練習したりしています。最近、ようやく彼女ができたので、今は彼女と海外でゴルフ旅行するために貯金をしています。