個人年間MVPを受賞
部下50人を率いる部長を最短でめざす。
結果を出すことは当たり前。
自分と向き合い、結果を出し続けられたその理由と新たなる挑戦――。
ソリューションセールス部の彼は、メンバー時代最後の年に年間MVPを受賞。晴れ晴れしい結果を残し、見事26歳という若さで課長に就任した。まだメンバー時代、入社当時から結果こそ出ていたものの、目指すべきものが見えなくなった時期もあった。
ソリューションセールス事業は「ニーズを創り出す」という完全な提案営業で、お客様へのアプローチが少々特殊なため、気持ちで結果が左右される場面も多い。
「当時を振り返ると、目先で上がる成績に満足してしまい、向上心が失われてしまった時期がありました。純粋に自分の中で目指している時期と目指してない時期というものがありましたので、そこで若干成長スピードが遅れてしまったかなとは思ってます。そんな時期を乗り越えられたのは、自分がなりたい姿を再度思い起こさせてくれた上司と、出逢ったお客様のおかげです。」
彼は、特別思い入れがあるお客様がいるという。
「そのお客様の自宅を訪問して取得したアポイントの日は、実はお客様が青森に飛行機で帰省される年末でした。すでにチケットも予約してる状態で、もしキャンセルすればキャンセル料もかかってしまいます。それでも、お客様はチケットをキャンセルしてアポイントを優先してくれました。こういう機会じゃないと時間を作らないから、って。その後、アポイントでの交渉を経て、お客様は無事にマイホームを購入される決断をされました。」
そのお客様から「買ってよかった」「あのとき、時間を作ってよかった」という言葉を数年後に聞いたとき、彼は初めてこの仕事の本当の意義を実感した気がすると言った。
最年少課長。20代で背負った責任と人を育てるということ。
26歳の若さでマネジメントにチャレンジする機会が与えられた彼は、課長になりたての頃、初めて壁にぶつかったという。
「プレイヤー時代は、結果を残すために、とにかく自分だけに集中できる環境でした。それが管理職になると、メンバー全員を結果の出せる人財に成長させる、ということが一番のゴールになってくるので、数字が芳しくないメンバーがいると率先して助け、背中で見せるみたいなマネジメントをしてしまっていました。でも、それだとメンバーは受動的になり、自分の力で成果を出せるメンバーが育たず、中々成長させてあげられませんでした。」
「悩む中で、社長や上司、同期にアドバイスをもらいながら、自分と相手は違うということを理解して、相手に合わせたコミュニケーションを取ることを意識しました。自分の感覚を押し付けず、本人を尊重する。上司の介入を極力減らし、本人に成功体験を積ませる。そういったことをしばらく続けると、自ら不動産知識の勉強をしたり、能動的に動くメンバーが増えていきました。未だに難しを感じる面もありますが、マネジメントにやりがいを感じています。」
「今後の目標とするところは、支店を作り、それを束ねる存在になること。分社化して社長になるのもいいですね。中途半端が嫌いな性格なので、何をするにも極めたいと思っています。」
SCHEDULE
ONE DAY- 1日のスケジュール -
- 12:00
- 出社、お客様フォロー
- 14:00
- 提案準備、部下の進捗確認
- 15:00
- 休憩
- 16:00
- 現場直行
- 17:00
- 営業スタート
- 21:00
- 終了
OFF STYLE- 休日の過ごし方 -
体を動かす事も好きなので、ジムに行ったり、サウナに行ったりしている事が多いですが、最近、マンションを購入した事もあり、休日は家でゆっくり過ごしている事が多いです。あと料理にハマっています。